俳句

「海原」の俳句を「海原」誌面より抄出して紹介します。

『海原』No.13(2019/11/1発行)

◆No.13 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 全身のまるで黴です偽善とは 綾田節子 驟雨とは肉体昏き草いきれ 伊藤淳子 選句楽しと微笑む遺影仕出し弁当 植田郁一 土蔵の扉開けば父の蛍かな 大池美木 地のこと …

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『海原』No.12(2019/10/1発行)

◆No.12 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 なめくじり志ん生の似顔絵ばかりかな 綾田節子 野のおおかたの時間たまって蛍袋 伊藤淳子 花馬酔木円錐のよう猜疑心 伊藤雅彦 母の日父の日私が死ぬ日私の日 植田郁 …

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『海原』No.11(2019/9/1発行)

◆No.11 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 春愁のゴリラの背中名前がない 綾田節子 たんぽぽの絮よいつよりこの動悸 伊藤淳子 花馬酔木母と触れ合っている言葉 伊藤雅彦 藤の花母性に昏き小部屋あり 伊藤道郎 …

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『海原』No.10(2019/7/1発行)

◆No.10 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 逃げ水の先頭除染土また除染土 有村王志 夜桜や魔界の口を見たような 石橋いろり のどかかな影がほどける猫のヨガ 市原正直 人の世に優生保護法猫の恋 伊藤巌 鬱と …

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『海原』No.9(2019/6/1発行)

◆No.9 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 毀れゆく無韻の時間女ひとは花に 市原光子 ミモザ降る頃か遠国の石畳 大池美木 雲海の底兵馬俑のような原発街 大久保正義 みちのく一列海への黙禱ぬいぐるみ 岡崎万寿 …

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『海原』No.8(2019/5/1発行)

◆No.8 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 数え日やメモ一つ消しひとつ足す 伊藤巌 未帰還の家枯草より覗く 江井芳朗 ペンギンの足のようなる愛探す 榎本祐子 老い仕度されど青鷺立ちしまま 大野美代子 まだ生 …

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『海原』No.7(2019/4/1発行)

◆No.7 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 冬桜アルカリ性の恋をして 伊藤雅彦 突然死こんなにおしゃれ真弓の実 稲葉千尋 鬱の日の部屋の匂いの茸山 榎本祐子 両手に余る葉つきの柚子は祖母のよう 大谷菫 茨城 …

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『海原』No.6(2019/3/1発行)

◆No.6 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 小春日の頁めくればみるみる水輪 伊藤淳子 従姉妹来る手花火程の嫉妬心 伊藤雅彦 妻といるふしぎな自由暮の秋 大沢輝一 ロボットと二人ぐらしや文化の日 片町節子 枯 …

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『海原』No.5(2019/1/1発行)

◆No.5 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出 膕の美しき人秋茜 浅生圭佑子 長蛇の列顎を突き出す鮭となり 石川青狼 言い淀むわが浅瀬にも昼の虫 伊藤淳子 ぬくめ酒こつんこつんと二人の会話 井上俊一 大叔母の遺 …

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『海原』No.4(2018/12/1発行)

◆No.4 目次 ◆海原秀句 同人各集より 安西篤●抄出流木は海の文殻九月来る 市原光子台本に風の音なく蝉時雨 伊藤幸毅然と逝く海の蒼さは祖国の青 植田郁一少年の腰の鍵束栗の花 宇川啓子堂内の微光におわす亡師しよ白寿 大 …

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