『海原』No.83(2026/11/1発行)誌面より
第8回 海原金子兜太賞
【本賞】
佐藤詠子「きゅうくつな天気図」
【奨励賞】
和緒玲子「小さな家」
小林育子「木の話」
第8回「海原金子兜太賞」は、応募作品44編の中から、上記三作品の授賞が決まった。
応募作品数は前年より上回り、例年にも増してバラエティに富んだ作品が集まった。地震、豪雨、高温化など、人間界と自然界を取り巻く環境は、日増しに悪いほうへと向かっている。俳句で何をどう詠むか、各人のテーマも多様化し、さまざまな表現方法に挑戦した作品も多い。詳細は、選考座談会をご覧いただきたい。
※選考座談会および選考委員の感想は『海原』本誌でご覧ください。
◆選考委員が推薦する5作品◆


【本賞】
佐藤詠子「きゅうくつな天気図」
芍薬に人の貌あり雨上がり
蝶翔んだ親族という画帳から
躰だけ春なんだろう水脈の無常
去る子らは万華鏡持つ夕霞
春からは他郷で生きる影法師
返信を待つ東北につくしんぼ
母性まだあるのか春雨がきつい
一湾に背骨のありて花万朶
桜餅墓は減れども鳥は来る
ハンカチに春愁収め会議室
焦燥も糧にしてきた蝸牛
ありふれた雨の日つんと含羞草
目覚めたら煩悩のない水馬
蟇が鳴く売地になった幼稚園
夏蝶が韻踏みながら抜けてゆく
沈黙に胡坐かいてる雲の峰
大西日どの道行けど同じとこ
閻魔王抗うように油蝉
天国に海があるなら透百合
入道雲腹いっぱいの笑いごと
急かすよう大樹昂る野分晴
胸中の潮位すうっと十七夜
小白鳥君は上手に目を逸らす
雪国の静寂過ぎて言えぬこと
雪うさぎ見えないものを追いはせず
冬青空に濾過されそっと転職す
傍観を真似していいか寒鴉
風花や小さなごめんね聞こえたよ
裸木に私の指紋つけまくる
きゅうくつな天気図きっと白鳥来
【奨励賞】
和緒玲子「小さな家」
春の宵ふるへて貝のひらきたる
引つ越して小さな家や白木蓮
囀や身振りおほきく応へたる
啓蟄や絵の具の蓋の固くあり
茹でこぼす鍋の小豆や養花天
鯉の吐くあぶくを鯉が呑む遅日
桜千々そろそろ粥の炊きあがる
ふらここや献花は風に寝かせ置く
塩つよき筍飯や雨が降る
戦禍あり水に貼りつく蛇の衣
倍速になぞるあらすじ扇風機
生返事ばかりダリアが咲きさうで
戻るなら青葉時雨のあの廊下
日の盛ヨーヨーの水撲ちながら
ジオラマに吾の影及ぶ晩夏かな
裏側かも知れぬ此岸の揚花火
終戦日それぞれ人に帰る家
梨を剥く部屋あまやかにひとりかな
手羽先に辛子たつぷり台風裡
いぼむしり寂しくないと言へば嘘
良夜なり姿見に髪整へて
惣菜にみどりの輪ゴム文化の日
花束のやうに一文字渡さるる
たらればのふつふつ大根煮崩れて
討入の日やハンカチに握り皺
アドバルーンくゆりくゆりと風邪の窓
火の色のこゑに人呼ぶ寒鴉かな
絨緞やドールハウスの子沢山
御降の明るき窓や離陸せり
マチ子似の祖母の頬つぺた春近し
【奨励賞】
小林育子「木の話」
想い出が足りない緋色の薔薇植える
手をつなぐほら螢が満開だよ
願いごと絵馬よりこぼれ若葉雨
はつなつの回転木馬の浮力かな
濡れ縁の猫が結界張る緑夜
百合黄色柩のなかの夕まぐれ
老いるならみどり爛爛苔むす木
さくらんぼ伐って鳥も熊も来ず
酷暑日や木の抜けた薄情な庭
青桐の幹のなめらか非戦でこぼこ
西瓜食ぶフェイクグリーンを愛でる子と
貧すればせまる野茨包囲網
病葉は踏みとどまった出勤せよ
木の化石数えきれない流れ星
半身はすでに蓑虫引橋引く
木の実並べて今日も圏外におり
啄木鳥よそれはわたしの怠惰です
福島のしいたけ原木月清か
むささびのうつらうつらと洞ぬくし
初夢に縄文杉をよくたたく
ふと雪解けのほほえみマトリョーシカ
塗り箸を選ぶさよりの光みて
鉋屑くるくる父の手のうららか
春キャベツ木偶の坊でも畑に立つ
年輪に傷はつつまれ白木蓮
春灯の木箱に二人という孤独
倒木のまた倒木の春逝けり
ちちははの骨を艶とし若桜
眠り猫ほどの平和や紅牡丹
校庭のアンネの薔薇はきっと未来
◆全応募作品から選考委員が選んだ推薦15句
田中亜美
獣園にゆるき坂道蠅光る 2「流木」
クローバーやさしい風の吹くところ 11「胡桃割る」
軸足の不確かな日の青みどろ 19「影絵」
青草の午睡のように旅終わる 28「ブルーモーメント」
読み聞かす角栄語録蜜柑むく 29「周回軌道」
冷し馬の太平洋へ向く瞳 31「花は葉に」
電気柵の内に燕の泥がある 32「燕STORY」
スワンボート漕ぎ世界の真ん中に 33「東京タワー」
水無月の句帳を閉じて雨を聴く 34「うそ日記」
冬隣まで来ている 徒歩でいく 37「離岸流」
ドア下の隙間の光蝸牛 40「薄荷の匂い」
寒晴れの灯台馬の背の絶対 41「手が振られ」
夕焼けやサーカス小屋と紙タバコ 42「富士登山」
くぐもりし訛そのまま雪重し 43「大八州」
鍵穴のないドア月が入ってくる 44「青大将」
遠山郁好
点字絵本やさしい棘にふるる夏 6「路の辺の花」
桜咲く髪揺れて蜘蛛家に住む 7「花房」
Zの果て骨は無季にて眠りをり 13「アルファベットの墓標」
ああここに我ありすするソーダ水 17「ここに我あり」
はららごをつつけばふいに影絵たつ 19「影絵」
とり急ぎ水かげろうを送ります 26「ジパングの蝶」
結局は羽搏くだけの羽抜鶏 27「何処に帰れば……」
青草の午睡のように旅終わる 28「ブルーモーメント」
枯野みたいなスクランブル交差点 33「東京タワー」
記憶の中の涙は真白なる立夏 34「うそ日記」
秋祭ひょっとこひとり雨宿り 35「ぬたうち」
菊芋の土偶のかたち小さき村 36「小さき村」
きのうよりふくらんでいる青葉闇 40「薄荷の匂い」
離愁ただ青きバナナを吊りておく 41「手が振られ」
短夜の靴を隠してしまいたき 44「青大将」
藤野武
母にまだ団栗の降る音がする 2「流木」
昼の虫茹菜のようにひとりをゆく6「路の辺の花」
墓地へ墓地へ草茂り道に迷いけり 12「ほんとうの話をしよう」
もぬけの夏まだ息してる耕運機 14「妻の産土」
青あらし白無垢ひゅうと吹き流し 19「影絵」
蒲公英やぽろんぽろんと杖の先 21「無人終着駅」
葛の花ささやきささやき吾を染める 23「絵本の入口」
ひよめきに挟まれしまま雪崩るゝか 24「よだれ掛け」
凌霄花夜におくれるわたくしや 26「ジパングの蝶」
ふはふはと生きて柳絮の傷だらけ 27「何処に帰れば……」
青しぐれ雫のようにかもめ飛ぶ 28「ブルーモーメント」
夏至の日の真白きスープかき回す 33「東京タワー」
白十字ふつと軽くなるひとこと 38「わが町の」
銀の匙くおんと沈むソーダ水 41「手が振られ」
短夜の靴を隠してしまいたき 44「青大将」
堀之内長一
平日や秋風へ耳ぶらさげて 2「流木」
昼の虫茹菜のようにひとりをゆく 6「路の辺の花」
狐罠かけてお地蔵さま拭いて 11「胡桃割る」
一時帰宅まず味噌樽を探す祖母 12「ほんとうの話をしよう」
地言葉のこぼるる駅舎夏の蝶 14「妻の産土」
冬連山まだ見ぬ僕の伸び代よ 16「僕の伸び代」
紅玉の染みをあちらに向け直す 17「ここに我あり」
両の手に囲われ弱る青蛙 19「影絵」
うかうかと人体錆びて大花野 26「ジパングの蝶」
桐の花遠しされどことりと投函す 27「何処に帰れば……」
泥にいて蝸牛踏み抜く音の乾き 35「ぬたうち」
銀杏に噎せる首塚までの道 36「小さき村」
身の丈はわきまえないで春を待つ 37「離岸流」
絵を踏めり猫は裸眼で空を飛ぶ 41「手が振られ」
徴用の使者へ正座の祖母は花 43「大八州」
宮崎斗士
母にまだ団栗の降る音がする 2「流木」
色鳥来たくみなパスを少年へ 11「胡桃割る」
親の恩身に沁む鷹の羽遣ひ 15「節気の綾」
愛欲の甘しや雲丹を舌に乗せ 19「影絵」
子と孫を成しいつ乗るや月の船 23「絵本の入口」
ずぶ濡れの仔猫の歴史嗅いでやる 24「よだれ掛け」
兜町ソフトクリーム舐め落とす 27「何処に帰れば……」
未知という美しき筺若葉風 28「ブルーモーメント」
はいと言い君が振り向く白いシャツ 34「うそ日記」
菊芋の土偶のかたち小さき村 36「小さき村」
打水や仮面を剥ぎ合って夫婦 37「離岸流」
倉庫開く紙魚一斉に黙る音 38「わが町の」
龍天に昇る口紅また折れた 39「愁い」
推敲を重ねて鯨目を開ける 40「薄荷の匂い」
眠れぬ夜がしくしくといる種袋 44「青大将」
◆候補になった15作品の冒頭五句〈受賞作を除く〉
2 流木 小西瞬夏
玉葱を剥いてざわざわ子が育つ
爪を切り過ぎて南瓜煮崩れて
炎天の道に耳立て六地蔵
燃えしぶる便箋白し桜桃忌
獣園にゆるき坂道蠅光る
7 花房 豊原清明
夢に消ゆ吾が娘のすがた桜衣
チューリップ今頃淋しい休暇なり
観念に人は滅びて梅の咲く
梅咲いて眩しい顔の涙かな
梅咲いて笠置さんの手が触れる
11 胡桃割る 松本千花
ふりむけば夕日に火照る忘れ潮
クローバーやさしい風の吹くところ
東京タワーの階段ウォーク石鹼玉
春昼の飯屋に並ぶ羊たち
寄り添い上手ジーンズとかすみ草
12 ほんとうの話をしよう 中村晋
復興って言われるとぜんぶ霞んじゃうね
あの日忘れじ更地に杉菜杉菜杉菜
そもそも家など仮設なんだし初燕
生業還らず膝に仔猫を鳴らす父
遺構になれなかったタンポポの公園です
13 アルファベットの墓標 木村寛伸
アルファベット瓦礫に刻む春の雪
A尖り地球の骨や春動く
Bの弧に閉ざされしまま春疾風
Cの首空白抱へ鳥帰る
Dの影踏みて遅日の子ら消ゆる
15 節気の綾 董振華
立春大吉乳呑み児のこえ高し
近いほど草色淡し雨水かな
啓蟄の雲胸張って往き来せり
春分や均衡の釘ゆるみつつ
清明の鴉ほどよく羽透けて
17 ここに我あり 楠井収
はるかぜにちょこちょこうごくきもちかな
お別れのついでに梅をくんくんす
あああれはライラックいま匂い立ち
朧月それがのあとがぐちゃぐちゃに
夕辛夷思わずうんと応えそう
19 影絵 榎本祐子
聖五月ふくらんでいる鳩の胸
兄いもと同じ笑窪や柿の花
薬包紙小さくたたむ薄暑かな
柏手に光ゆらぎて青葉風
ドーナツの穴の向こうの蝶の羽化
26 ジパングの蝶 山本掌
ジパングの蝶ゆるゆると笑うかな
貝寄風の海面をそっとそっと削ぎ
陽炎の背ナみてひそとたちどまる
ほのほのとなんだかわたしかげろえる
桜月夜朱鱗うろこを生やすものたちに
34 うそ日記 藤田敦子
青葉山ふたりひと組になれません
夕立やCメロのよう君が来る
記憶の中の涙は真白なる立夏
軽き鬱地に余白なきすべりひゆ
はつなつのせかいは美しいですか
35 ぬたうち 石塚智弘
山茶花や夜毎に吐いて枯れた呪詛
能登時雨すべるばかりの鋤簾なり
廃校の雑魚寝のと鉄道の音
春寒し斫りぬ塀の礫は利し
落椿誘導棒の雨雫
36 小さき村 船越みよ
遺品そちこち漬け樽の薄氷
虫出しの雷御詠歌の始まりぬ
塩を切らして一気に雪解けて
集落の痩せて連翹明りかな
病んでいる地雷無き国春田打つ
38 わが町の 石川まゆみ
スマホ弄るバスの隣席梅雨じめり
畳屋の田尾くん梅雨を乗り切るか
雨激し頭ぐらつく七変化
紫陽花が右の闇へと誘ふ路地
スルタンのダイヤ生まるる蓮の葉
41 手が振られ ナカムラ薫
許されて雪解の明るさを魚影
春の野を覗けばみんないて楽し
クローバにまぜてもらって点ります
朧夜の口約束のよう瀬音
「さよなら」すっと言えて生きてたんぽぽ
43 大八州 鱸久子
おくるみは海霧と山霧大八州
海霧土産鯨の骨を細工して
届けたし水漬く屍へ故郷の灯
夕焼ける戦野・婦人從軍歌
散る花も開花告げるも九段坂
◆応募作品の冒頭三句〈受賞作・候補作を除く〉
1 息吹 保子進
みみず這う太古の路を揺する音
梅雨入りや障子の影に糸電話
毛虫ぽとり地平線の鷹の眼や
3 投扇興 舘林史蝶
名も知らぬ墓に一輪のあたたかさ
春耕の音確かなり亡母の手
鳥帰る灰色故郷踏み絵かな
4 琥珀の息 藤好良
南極から雑魚を濾しとる鯨かな
深海のシーラカンスを呼ぶ海豚
憂国忌もがけばもがくほど見えず
5 落選の花びら 田場千種
観菊や解説だけが歩き出す
落選の花びら濃き菊花展
姫の名の菊に靴底めり込みぬ
6 路の辺の花 黒岡洋子
点字絵本やさしい棘にふるる夏
炎暑ゆくとりとめもなくしかし刹那的
桃採るや仄ゆらめきて舞う天使
8 カメレオンめく 藤川宏樹
運命の一拍無音さくら咲く
タワマンへ越した二階に春の月
三分の二円に歯形太鼓饅
9 ∞の√ 阿久沢長道
クオークを結ぶ力時間生む
空想は宇宙の飛翔体時間の輪
シナプスの妄想時間脳電位
14 妻の産土 小野こうふう
家系図の余白肌いろ薄暑光
麦の秋のっぺらぼうの村の墓地
必然の果ての偶然楠落葉
16 僕の伸び代 末澤等
大奮起!心機一転初句会
冬連山まだ見ぬ僕の伸び代よ
青嵐や雲の破片を飛ばしゆく
18 朽ちてゆく日 鵜川伸二
春一番パンパンポンポンレジ袋
リード牽くがむしやらの鼻ぺちやに花
追ひつ追はれつ惑ふ戸惑ふ蕨時
20 夜蟬 石橋いろり
百年のウクライナ刺繍光る風
「少年法」どこを向くのか捩れ花
嘘も誠も咲きそろふなり月見草
21 無人終着駅 野葛間
ゆうらりと緋鯉いつぴき藻に消ゆる
銭使ひ果たして初夏の血の匂ひ
はらはらと他人の空似ゼラニウム
23 絵本の入口 川崎千鶴子
かくれんぼ見つかったのは春の塵
春寒し小さな傷に大き瘡蓋
汚れた文字を白梅の香で洗う
24 よだれ掛け 有馬育代
取り上げられた覚えまったく憂国忌
ひよめきに挟まれしまま雪崩るゝか
いい子いい子都合いい子の菌糸伸ぶ
25 海原 樽谷宗寬
鱗に人面海原のはらからよ
泰吉の心眼ここに飛鳥大仏
ランタナに羽震わせりあけの蝶
27 何処に帰れば…… 矢野二十四
ふはふはと生きて柳絮の傷だらけ
夏帽子こけて咄嗟についた嘘
一途なる火蛾にもなれず飼殺す
28 ブルーモーメント 桂凜火
さえずりの降りくる異
国目覚むれば
未知という美しき筺若葉風
氷河岳青草の疎にひつじ道
29 周回軌道 臼井走
海原の先酒星を目指し行く
風騒ぐ銀杏若葉を尖らせて
柳絮来る夕餉の匂ひ連れて来る
31 花は葉に 赤崎冬生
人間とは生き急ぐものかたつむり
核の傘たたむ日いつか長き梅雨
青蜥蜴ふり向く明日香石舞台
32 燕STORY 後藤雅文
生家には燕の抜け穴未だあるか
燕の巣青大将が抜け穴に
燕の家すべてを仕切る婆がいて
33 東京タワー 大池美木
春愁や都の深き地下にいて
急坂をリストランテへ春一番
フリージアいつも恋愛至上主義
37 離岸流 山下一夫
早春の滲み止まない古写真
「よかよか」の呪文唱えて母灯る
離岸流半身はウミガメの目覚め
39 愁い 清水恵子
切れそうな蛍光管や猫の恋
啓蟄やQRコードが動き出す
スーパーのカートに乗せる春二つ
40 薄荷の匂い 小松敦
きのうよりふくらんでいる青葉闇
蝉生る全部一人で準備して
炎天下パントマイムの壁の前
42 富士登山 齊藤邦彦
今朝生えし筍の数ご破算す
朝ぼらけ迎えベッドでストレッチ
日の出前新聞受けの待てポーズ
44 青大将 河西志帆
眠れぬ夜がしくしくといる種袋
鍵穴のないドア月が入ってくる
短夜の靴を隠してしまいたき
《これまでの受賞者》
■第1回(2019年)
本賞:すずき穂波「藁塚」
奨励賞:望月士郎「むかししかし」
特別賞:植田郁一「褌」
■第2回(2020年)
本賞:三枝みずほ「あかるい雨」
奨励賞:小西瞬夏「ことばのをわり」
奨励賞:森由美子「万愚節」
■第3回(2021年)
本賞:大沢輝一「寒落暉」奨励賞:河田清峰「笈日記」
奨励賞:三好つや子「力水」
■第4回(2022年)
本賞:望月士郎「ポスト・ヒロシマ」
奨励賞:ナカムラ薫「砂の星」
奨励賞:三浦静佳「鄙の鼓動」
■第5回(2023年)
本賞:佐々木宏「渋い柿」
奨励賞:小西瞬夏「十指」
奨励賞:河西志帆「もずく天ぷら」
■第6回(2024年)
本賞:船越みよ「冬の想」
奨励賞:松本千花「鬼灯が足りない」
奨励賞:鱸久子「ふるさと・は」
■第7回(2025年)
本賞:田中信克「消えてゆく」
奨励賞:小松敦「現像」
奨励賞:鳥山由貴子「迷蝶図鑑」

