『海市元町三-一』望月士郎句集
霧の駅ひとりのみんな降りて霧
第一句集。句集名は〈母といた海市元町三-一〉から。「私の作った句が、読み手たちの鑑賞によって幾つもの異なるストーリーとなり、それが想わぬ方向に接ぎ木のように地下茎のように広がり、または千切れて、もう作者から離れた遠い何人にもなって一人歩きして行くその背中を見ている時が、俳句をやってきたシアワセ……なのです」(帯文より)
■発行=文學の森
■頒価=本体二七〇〇円(税別)
■https://www.bungak.com/date/2023/11/page/2?cat=9