海原オンライン句会では、参加者の要望をもとにして、随時アンケートを行っています。みんなに聞いてみたいテーマがあれば、どんどんご意見・ご要望をお寄せください。
アンケート:句のテーマや素材は、どのようにして獲得しますか?
〈任意回答・順不同〉
〇季語に限らず気に入った言葉、引っかかった言葉をメモしており、気が向いたときこの言葉を使うぞと、一気呵成に句にします。打率はかなり低いですが、そこは気合で。
〇通い道の観察。仕事上の記憶。便所、風呂場での空想。世の中の出来事。他人の言動。
〇日常の葛藤とか子どもの単純かつ不可思議なこととか、句材といえばそれらをよくみることでしょうか。
〇俳句を考えることから、そして俳句を考えないことから。結局すべてということか。
〇新聞の文化欄(記事、書籍の題名や帯、短歌や詩)、美術館
〇妄想の世界に入り込む。特に小説の主人公の追体験をよくします。
〇閃き
〇子育てで忙しかった頃は、一人になれるお風呂でした。今は…朝のウォーキングですかね。
〇何時もの風景、行動、友達の話など。TVやツイッターもいい番組は参考にします。
〇吟行のような句作のための外出という時間があまりないので、通勤や路上、日常の家事の途中に目に留まった映像を拾うことが多いです。新聞や広告からも、よく言葉を拾ってます。でも、そのまま使うことは稀で、そこで得たテーマをしばらく考えていて、そのあとぼやっとフレーズが浮かんでくることが多いです。だから、いつも「ぼーっと」してま~す!!!
〇散歩や旅行などでの観察、日常生活の中での感想、過去の思い出、ネット記事からランダムに言葉を選びその言葉を入れて作句。
〇日常生活の中で気になったこと、ウェブや新聞・雑誌、小説、映画、写真などに触れて印象的だったものや言葉や想像した光景などをなるべくメモるようにしてます。そうしたメモを眺めて頭に浮かんでくる記憶や連想をまた言葉にメモしなおしたり。金子兜太の造型論を実践したいと日頃から思っていますが難しいです。そもそも、質の良いメモのためには、ものごとにいかに触れ感覚するかが大事だと思い(兜太の言う「純粋衝動」を得たい)、「生きもの感覚(アニミズム)」、「ふたりごころ」などに学んで、身体のコンディションや感覚を整えるように心がけてますが、今のところ思い通りにはいってません。最近「自重ストレッチ」始めました。
〇読んできた本や生活の中からふと言葉がおりてきますが、忘れっぽいのですぐ忘れます。メモを取るようにしています。
〇散歩で観察、家事・土いじりなど
〇涼しい季節はとにかくウロウロ歩いて、そのあとカフェにしけこんでコーヒーを啜りながら整理します。感覚に刺激を受けないと何も浮かびません。だから、暑い季節は、過去の記憶に頼ることが多いです。
〇用事へ向かう途中ほっと一息ついたとき
〇散歩しながら季節を感じて、ベランダや庭で風を感じて
〇テレビの映像、ラジオの言葉。特に自分は音だけ(ラジオ)の方が感覚が鋭くなる気がする
以上