金子兜太戦後俳句日記(第一巻 一九五七年~一九七六年)
が白水社より出版されています。
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以下、白水社ウェブサイトより転記
戦後俳壇の第一人者が61年にわたり書き綴った日記を刊行。赤裸々に描かれる句作の舞台裏。知的野性と繊細な感性が交差する瞬間。
金子兜太戦後俳句日記(第一巻 一九五七年~一九七六年)
著者:金子 兜太
出版年月日:2019/02/20
ISBN:9784560096826
判型・ページ数:A5・450ページ
定価:本体9,000円+税
内容説明:
61年間書き綴られた戦後俳壇の超一級資料
知的野性と繊細な感性が交差する句作の背景
戦後俳壇の第一人者が、61年にわたり書き綴った日記をついに刊行。赤裸々に描かれる句作の舞台裏。知的野性と繊細な感性が交差する瞬間。(全三巻)
俳壇の至宝ともいえる金子兜太は、1957年(昭和32年)1月1日から亡くなる前年の2017年(平成29年)7月3日まで、ほぼ毎日日記をつけていた。年齢でいえば37歳元日から97歳盛夏まで、61年7か月の長きにわたる。
98年の生涯を閉じて1年、ついにその日記が公開されることになった。俳句関連中心に全三巻。第一巻では、前衛俳句の旗手として台頭してきた金子兜太が、第一句集「少年」で現代俳句協会賞受賞後、「海程」の創刊に携わり、俳句造型論を展開、自身の創作方法を理論化した壮年期、37歳から56歳までの20年間が収録される。日本銀行行員としては、神戸支店、長崎支店、東京本店と定年まで勤め上げた時代である。
そこには、伝統にとらわれない新しい句作への志や苦悩、知的野性と繊細な感性が交差する瞬間が赤裸々に描かれている。代表句が浮かんだ背景や、ついに発表に至らなかった「トラック島日記(環礁戦記)」の構想にも言及されており、全巻解説を担当する長谷川櫂氏も「まぎれもなく戦後俳句の超一級の資料である」と太鼓判を押している。
以上