『海原』No.75(2026/1/1発行)誌面より
◆同人・会友のみなさまへ
「海原」代表の交代について 安西篤
(2025年10月25日・第4回「海原全国大会in静岡」の総会に向けて、安西篤さんから寄せられたメッセージの全文です)
皆さん、久しぶりの全国大会に、ようこそお集まりくださいまして、有難うございました。
年々高齢化の高まりに加えて、このところ世界情勢にも予断を許さないものがあり、また一頃よりは落ち着き始めていたコロナ禍についても、これから寒さに向かう時期を考えれば、決して安心できるような状況ではありません。
そんな中、これだけの方々が集ってくださったのは、むしろ多とすべき事ではないかと思われます。重ねてお礼申し上げます。
早いもので、今年は、兜太先生没後八回忌を迎える年に当たります。年々兜太先生の足音が遠くなってゆくことに淋しさを禁じ得ませんが、やはり先生が俳壇に残された衣鉢の大きさは隠れもないものでありまして、私たちはそのことを肝に銘じつつ、先生の遺産を受け継ぎ、さらに大きく育てて参りたいと存じます。
一方、私も、兜太先生より海原代表をお引き受けしてより、すでに八年を経ておりまして、私自身の加齢現象を考えれば、ここらでより若く清新な人材による代表交代の時期を迎えていると思われます。
この際、多年編集長としての経験も長く、海程、海原を通じて内外の俳壇情勢にも精通しておられる堀之内長一さんに、代表としての後事を託したいと存じます。堀之内さんについては、今さら申し上げるまでもなく、皆さま十分ご承知の方ではありますが、引き続き皆さんのお力添えにより、一層盛り立てて頂きたいと存じます。
今後の予定としては、年内は、安西が同人作品評を担当いたしますが、来年からは堀之内さんにお願いすることといたします。海原の編集につきましては、堀之内さんの指導も仰ぎつつ、小松敦さん、宮崎斗士さんの協力の下、行われることとなります。
なお、現代俳句協会機関誌「現代俳句」の編集長は柳生正名さん、懸賞部長は宮崎斗士さんが担当しておりまして、海原のメンバーが重要なスタッフとして活躍中ですので、併せてご協力下さいますようお願いいたします。

