海原オンライン句会では、参加者の要望をもとにして、随時アンケートを行っています。みんなに聞いてみたいテーマがあれば、どんどんご意見・ご要望をお寄せください。
2025年3月「海原オンライン句会」アンケート〈任意回答・順不同〉
Q:最も影響を受けた俳人と句、または最も好きな俳人と句、を教えてください。
○ 金子兜太水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る、暗黒や関東平野に火事一つ、等
○ 一人一つに絞れない。影響を受けたと言えるのか自分の句が変わったのか自信がない。篠原鳳作・しんしんと肺碧きまで海のたび、鈴木六林男・暗闇の眼玉濡らさず泳ぐなり、高屋窓秋・ちるさくら海あをければ海へちる、阿部青鞋・冬ぞらはすこしへりたるナフタリン、等。
○ 寺山修司『花粉航海』
○ 金子兜太長寿の母うんこのようにわれを産みぬ
○ 時代とともに変化しています。富沢赤黄男→金子兜太→飯島晴子→高浜虚子→?
○ 一茶!これがまあ終の栖か雪五尺
○ 小学校のとき習った俳人や俳句が好きです。小林一茶:我と来て遊べや親のない雀、雀の子そこのけそこのけお馬が通る、与謝蕪村:菜の花や月は東に日は西に
○ 夏井いつき(外出自粛の頃は大変お世話になりました)
○ 金子兜太
○ 黒田杏子白葱のひかりの棒をいま刻む
○ 一茶。これがまあ終の住処か雪五尺
○ 久保田万太郎湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
○ 対馬康子さん 遠雷やまだ人肌のものを吊る、いくつかの字が燃え残る焚火かな、異国の血少し入っている菫、握手して木の実密かに渡しけり、白服の胸を開いて干されけり、冬木の芽人間一人ずつ眠る、等々
○ ここに回答するだけの力がありません。皆さんの回答を楽しみにしています・・
ごめんなさい。
○ 好きな俳人と句:大場佳子「きつぱりとわたくしでゐる寒月下」
○ 梅咲いて庭中に青鮫が来ている金子兜太
○ 正視されしかも赤シャツで老いてやる伊丹三樹彦
○ 影響を受けるほど勉強していなくて・・・。好きな俳人、好きな俳句、ずっと持っておけるといいのですが。
○ 三橋鷹女の句みんな夢雪割草が咲いたのね
○ 今にして思えば、学校の教科書で触れて忘れていたのが後年じわじわと沁みだしてきたような気がします。閑さや岩にしみ入蟬の声 芭蕉、金剛の露ひとつぶや石の上 茅舎、夏草に汽罐車の車輪来て止る 誓子、寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 楸邨、など
以上