海原オンライン句会では、参加者の要望をもとにして、随時アンケートを行っています。みんなに聞いてみたいテーマがあれば、どんどんご意見・ご要望をお寄せください。
2024年11月「海原オンライン句会」アンケート〈任意回答・順不同〉
Q:俳句をつくる時の自分ルールやこだわり(かもしれない)ってありますか?テーマ・表現方法・注意していること・ 禁じていること… 等々
〇 いつも新鮮でありたいです
〇 俳諧味
〇 上手く作ろうとせず、最初に頭に浮かんだ言葉をできるだけそのままの形に残すようにしています。
〇 1.リズムが悪くないか? 2.季語が生きているか? 3.テーマが斬新か? 4.一読明解か? 5.詩があるか?
〇 素人なのであまりこまかいことはかんがえていません。でも、技巧的な句にあこがれているので、今勉強中です。
〇 観念に陥らないように気を付ける。自然詠が読めたらと思っている。
〇 ルールや固定観念を持たないこと
〇 目指しているところは、説明にならず、頭でつくらず、感動や情動を逃さずに。感覚とはなんぞやを常に推敲の要としたいです。
〇 あまり考えず、見聞き感じたものをとにかくメモしておく、それをお題にいろいろ連想する。
〇 兜太先生の言われた「描写からイメージへ」という事と、拙くても自分の句をつくるということです。
〇 月並みにならないようにと思います。
〇 なかなかできませんが、景を明確にすること、言いたい事や感動の対象がわかる表現にすること、想像が膨らむ措辞を考えること、などです。
〇 嘘は書かないようにしています。ときどき伝統俳句の人に「わけわからない」と言われますが、わたしがほんとうに感じたことで嘘はないのです。
〇 俳句を通して、読者の方に問いかける「何か」が大事だと思っています。受けたり、良い俳句だと思ってもらうことよりも、この作者はどんな気持ちで何を見つめているのだろう?と思ってもらうことの方が大事であるような・・・。その「何か」を作品に込められたかどうかの自分なりのルールはあるようです。(手法や技術を持たない人間の、負け犬の遠吠えだと思いますが・・・。)
〇 読んで不愉快にならないこと。気持ちがマイナスではなくプラスに動くこと。
〇 自分ルール(自分らしさ?)がなかなかが定まらず、いつもふらふらしている感じです。これだ!という方法が分からずいろいろ試してみています。例えば、いいなと思った俳句があればその俳句の好きなところを真似てみようと心がけます。
〇 口承性と片言性 (坪内稔典)
〇 行動半径が狭まっていますので「身ほとり」にアンテナをたて わたしが感動・感激した事を 誰かに「聞いて聞いて!」というように 作句したいと思っています。
〇 金子兜太の「ふたりごころ」
〇 「物の見えたる光、いまだ心に消えざる中にいひとむべし…松の事は松に習へ、竹の事は竹に習へと、師の詞のありしも私意をはなれよといふ事也。…習へと云ふは、物に入りてその微の顕れて情感ずるや、句となる所也。たとへ物あらはに云ひ出でても、そのものより自然に出づる情にあらざれば、物と我二つになりて其の情誠にいたらず。私意のなす作意也。(三冊子)」と言われてもなあと思いつつも。
以上