追悼 佐藤稚鬼 遺句抄

『海原』No.63(2024/11/1発行)誌面より 追悼 佐藤稚鬼 遺句抄 汚点しみとなる口笛霧の吸取紙耳で視る風景寒し闇の底蜘蛛の巣にひかる朝霧なにか不安雪崩おちきって一つの息を吐く除草機押す歩速を持ちて灯へ帰る麦を … 続きを読む 追悼 佐藤稚鬼 遺句抄