嶺岸さとし句集『天地』(あめつち)

自らを耕し深めたもの  武藤鉦二  句集『天地』は、著者が俳句を始めてから一〇年の三二〇句である。句作りを始めてすぐ「海程集」で金子兜太主宰の選を受け、たちまち新人賞候補に名を連ね、二〇一六年同人に推挙されている。嶺岸は … 続きを読む 嶺岸さとし句集『天地』(あめつち)